アプト式スイス鉄道
りんどう湖ファミリー牧場

物件の所在地:栃木県那須町
あし:東北本線黒磯駅より那須温泉方面行きバスにて「りんどう湖」下車。
ただし季節によっては途中乗り換えになる場合がありますので、
黒磯駅前の営業所にてお問い合わせ下さい。


♪くちぶえっはなっぜ〜〜
♪わった〜しをまってるの〜〜
(意味不明)
という訳で今回やってきたのが那須高原りんどう湖。
ここにあるテーマパーク「ファミリー牧場」には
なんとアプト式区間のある鉄道が敷設されているとの事。
別の取材で那須を訪れていたので、
その前に行ってみる事にしましたのよん。

いきなり発見。ホルンの森駅で停車中。
この駅の名産は新鮮な牛乳で作った
ソフトクリームだとか。

本場の車両を思わせる雰囲気、いいですね〜


ゲージ(線路の内側の幅)は762mm。
2フィート6インチのナローなのです。
ここはレマン湖のほとり・・・といった感じ。
眺めのいい区間もあるのです。

速度はかなりゆっくり。
ちょっと走れば撮影しても追いつきます。
これが運転台だ。
結構操作は簡単そうですねえ。
レールが二股になっていますが、実はラケット状
に繋がっているのです。
一種のループ線で、こうやって方向転換するん
ですねえ。
後部車内。
一方向向きクロスシートなのがわかります。
実は車内には本場スイスの登山電車の
写真も飾られていたりするんですねえ。
現在ラック区間通過中。
電車下にある歯車を、真ん中のギザギザのレールと
かみ合わせて進むのです。
ちょっと下の方がごとごと言っています。
こんな雰囲気が手軽に楽しめるのもいいですねえ。

4本レールがあるように見えますが、
一番外のレールは電気を取り入れる為のもの。
地下鉄なんかでよくあるやつですが、
ここでは安全の為、電圧を低くしている
(48V〜60V)との事。
ラック区間を降りてきた電車。
外吊り扉(2扉)なのがわかります。

木立の中を走る雰囲気もいいですねえ。
こんなカーブもするっと回ってしまいます。
ラックレール(ギザギザのレール)は全区間に
あるわけではありましぇん。
信号機が見えますが、混雑時はもう一両出て
途中ですれ違ったりするそうです。

夏なんかいい雰囲気だろうな〜
下回りの様子は、こんなになっています。
小さい台車ですねえ。
こちら側にはなんとドアがありません。
牧場の上を越える電車。
お馬さんが駆け回っています。
ちなみに乗れます。

この橋も煉瓦のアーチ橋みたいだったら最高。
こんなうれしい(?)設備もあります。
駅ごと回ってしまう転車台なのです。

到着すると電車に乗ったまま回るので、
いきなりこんな事されてびっくりします。
こんなターンテーブルは初めてです。
ホーム上にある緑色の箱でコントロール
するのですね。

ここのまわりは牧舎が建ち並んでいます。
おお・・・向き直りました。
この雰囲気、北海道に昔あったという簡易軌道
にも似ております。
あなたも「ミルクを飲みに来ませんか」と言った
ところ。

南武縦貫のレールバスにも似てますね。
ラック式鉄道。私がうだうだ言うよりこのコーナー
を見れば「百聞は一見にしかず」

ラック式と言ってもアプト式以外にいろいろある事を
知っているだけで、ひと味違います。

ビバ!学習!!



今回の物件については詳しくは
りんどう湖ファミリー牧場公式ホームページ
をみてねん


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